これから病気にならないように

唾液は重要な存在
人間の口内は自然に唾液が発生します。
そのおかげで口内全体に潤いを与えたり、殺菌したりできています。
しかし、かみ合わせが悪いと、口を閉じることができません。
すると起きている時も寝ている時も常に口が開いた状態になり、口呼吸をするようになります。
その結果口内が乾燥し、唾液の分泌量が減ってしまいます。
そして自浄作用を発揮できなくなり、バイ菌が繁殖し、虫歯を発症すると覚えておきましょう。
病気のリスクが高まるので、早めにかみ合わせを改善した方が良いと言われています。
また、かみ合わせが悪いと食べ物を噛む習慣がなくなり、飲み込んで食べてしまう人が多いです。
咀嚼回数が減ることも、唾液の分泌量が少なくなる原因となります。
歯磨きをするのが難しい
食後は汚れが溜まっているので、歯を磨かなければいけません。
それが、最も大きな効果を発揮できる虫歯予防です。
しかし、かみ合わせが悪いと口内で歯ブラシをスムーズに動かせません。
すると、歯磨きが疎かになり、虫歯を発症してしまいます。
特に奥歯や歯の裏側という部分に汚れが溜まるので、歯磨きしにくい人は歯並びに問題があると思ってください。
口内が汚い状態を放置すると、もっと虫歯が繁殖したり悪化したりして、最終的に歯を抜いて治療することになります。
すると、高額な費用が発生しますし、肉体的な負担も大きいです。
生まれ持っている自分の歯を守れるように、歯並びを改善して、毎日丁寧に歯を磨いてください。
食後の歯磨きを、習慣にしましょう。